個性豊か?な利用者と過ごす、生活苦オヤジ

障がい者福祉のやりがいや、やるせなさを中心タイトル通り、個性豊か?な利用者との日々のやりとりや、 業界特有の低賃金からくる生活を綴っていきたいと思います。

福祉業界で働くようになったきっかけ...

4年前私は無職でした。7年前に約15年勤めた会社が無くなり、以降転職を繰り返していました。
そんなときハロワで見つけたのが介護の職業訓練校、お金をもらいながら特定の知識が得られるというものです。
そう、動機はほぼ不純でした。間口が広い介護業界、まあ身内に介護が必要な人がいるというのもありましたが。これで半年は食いつなげると思ったのも本心です。


久しぶりの学校は、まあまあ楽しいものでした。と同時に卒業近くなると、この業界でやっていけるのだろうかと不安にもなりました。
次々に就職先が決まる人がいる中、悶々とした日を過ごした覚えがあります。


そんな中、今の障がい者福祉の業界で働くきっかけになったのが前述の身内です。
病気になったとき、身体と脳に障がいを負ったのです。一般就労はもちろん、障がい者枠での就労も、到底無理と思えました。
しかし身内は会うたびに「働きたい。」という言葉を口にしていました。怠け者の私からすれば、そんな時のために年金を払ってきたのだから、ゆっくりすればよいのにと思っていたものです。


でも、そんな言葉を聞いていたせいか、高齢者じゃなくても障がい者のために働くのもありじゃないかと思いはじめたのです。